空蝉(ヌケニン♂寄り)
性格:勇敢で暴れる事が好き
サンプル台詞
「ん、いいよ。風空はどっちのソフトをやる?」
「風空がしたい事、僕は応援するよ。」
「からそらぁ〜、基地まで引っ張って〜。」
「僕を見つけてくれた人、風空や部隊の人だけだよ。…見つけてくれて、有難う。」
陸軍の隠密部隊の一員。ヌケニンというポケモンだからか、存在感があまりにも薄い。隣にいても気が付かない、訓令生の時に点呼で並んでいても毎回気が付かれずに一欠になって1回で満と呼べる日が来なかった、自分から話し掛けても前を通り過ぎられる…、最早幽霊レベルの影の薄さ。
しかしその存在感の無さでターゲットに超至近距離まで近付いたり、相手の情報を聞けたり、気が付かれないように罠を仕掛けたりして活躍している。
特に趣味などはなく、休日は風空と一緒にアニメ見てゲームしてお出掛けして…という様に風空と行動を共にする事が多い。決して空蝉がシスコンで風空と一緒にいたいからではなく、空蝉は放っておくと部屋の隅で魂が抜けた様に一日中動かないので、風空が空蝉の1日を無為に終わらせないように何かと自分の予定や遊びに誘っている。風空の趣味やコスプレ活動に対して、好きな事に夢中になれる事は凄い事だと思っているし、応援したいと思っている。
空蝉は基本受け身な為、自分から何かをする事はなく、ただ求められれば応える様に動く。自分の事を悪く言われるのは全く気にしないが、風空や部隊の人の事を悪く言われたら怒る。そして影の薄さを利用して悪戯を仕掛ける。
これといって好きな物や興味があるものはないが、メニューに天麩羅があれば選んでいる。恐らくヌケニン=抜け殻と似ている天麩羅の衣に親近感を持っている様子。爬虫類族の脱皮もずっと無言で見てる所からこちらにも親近感を抱いている様子。
ツチニンの種族は母体にいる時間が他のポケモンより長く、生まれた時にテッカニンに進化する変わった進化の仕方をする。そして必ず双子で生まれるが、必ず片方が死産になる。そして何時も死産になるのはヌケニンで、死んだヌケニンはテッカニンに付き添う守護霊となると言われていた。
しかし風空と空蝉の両親は、二人が生まれる前に眠っているジラーチにお腹の二人が無事に生まれる事を願った。眠ってはいたものの、その願いを叶える為にジラーチは自身のエネルギーをお腹の二人に分け与えて、そのおかげで風空と空蝉、どちらも死ぬ事なく生まれる事が出来た。二人が無事に生まれた事に両親だけでなく一族で喜ばれ、二人とも大切に育てられた。愛情一杯に育った二人もいつか周りの人に恩返しがしたいと思い、防衛軍に入隊を希望して今に至る。