愛薔薇(ウィローザ)

★ロズレイド

性格:陽気で悪戯が好き

年齢:20代前半

名前由来:外国人と翡翠人とのハーフの子なので、外名の響きで当て字で漢字を付けたかった。

ヴィーナスのヴィ=愛・ローザ=薔薇で「ウィローザ」。ちょっと強引だけど当て字ならこれでもいいかなと思ってる。

サンプル台詞

「ウィローザと申します。両親は異国民とヒスイ民ですので、今時の言葉で私ははぁふ?と言うのでしょうか?」

「ようこそ、小さなお客様。ふふっ、薔薇の香りに誘われて、この薔薇園に迷い込んでしまいましたか?」

「植物は愛情いっぱいに育てれば、応えてくるのですよ〜。」

「私、実はわるぅ〜い魔女なのですよ?薔薇の香りで誘き寄せて、薔薇園に踏み入れた人は私と一緒にお茶会をしないと帰してあげない、悪い魔女なのです!!なので、まだ今日は帰してあげませんよ?……なんて、嘘ですよぉ〜。ふふっ。貴方にはこんな冗談を言ってもいいかなと、不思議と思ってしまったのです。」

「異国民もその土地ではただの人です。生きた土地と文化と言葉が違うだけで、何も変わりません。いつか、誰もが生まれの違いの垣根がなくなって仲良くなればと…。私はそんな時代が来る事を心から願っております。」



祖父母夫婦が昔、他国に自国の薔薇を広める為に移住民として翡翠にやってきた。祖父母の息子と翡翠の現地人が結婚して生まれたのが愛薔薇。

祖父母が育てていた薔薇がとても好きで、幼い頃からよく薔薇の手入れや世話をしていた。育てていた薔薇は観賞用から食用、ロズレイド族だけで育てられる毒のある薔薇まで、様々な種類の薔薇を育てていた。

まだ外国人が珍しかった時代なのもあり、祖父母が移住してきた時は中々村人から受け入れてもらえずに遠巻きにされていた為、親しい関係は家族だけ。

薔薇を育てるのに広大な土地が必要だった為、天冠の山麓の山奥に一家で暮らしていた。

現在は祖父母が残した薔薇園を守る為に一人翡翠の地で暮らしている。自国に帰った両親や他の家族とは手紙でやりとりをしている。

今は仕事関係で数人と関わる事があり、楽しく世間話をしたりしている。

(仕事関係の内一例として、毒の研究で毒の薔薇を買いに千種君がたまに来る。その時に村での話を聞かせてもらっている。)

ただ、山奥の為訪問者もなく、自給自足の生活で人里まで降りてくる事があまり無い事と、見た目があまり変わらないせいか、村の人の中で密やかに彼女の事を魔女と思っている人も少なからずいる。





陽気な性格の為、一度彼女と対話した事がある人は彼女の人柄に惹かれて、今まで持っていた偏見も無くなって、次愛薔薇が村に来た時は向こうから話しかけてもらえるようになる。愛薔薇も話しかけて貰える事が嬉しくて心ばかりの御礼のつもりと、薔薇の良さを知って貰いたくて村に降りる時は朝に摘んだ薔薇を持って行っている。

一人で暮らしているので勿論家事は全部できる。食用の薔薇を使った料理やお菓子を考えて作るのが趣味だが、つい作り過ぎてしまう。その為仕事関係の人が来る前日に作って、お裾分けをしている。晴れた日に薔薇園でローズティーを飲みながら自作のお菓子を食べるのが好きで、いつか誰かとお茶会が出来たらと考えている。

普段は華麗で名前の薔薇の様に高貴で美しい女性だがお茶目な面もあり、親しい仲になった相手にはちょっとした悪戯や意地悪もする。冗談も言ってみるが、その時の仕草や表情がとても冗談を言っているように見えなくて本気にされてしまう為、冗談は本当に心を許した人にしか言わない。

愛薔薇の家が山奥の為来る人は滅多に無いが、基本薔薇園は公開している。しかし毒の薔薇だけは部屋の一室でのみ育てており、誰も入れない様に常に鍵を掛けている。部屋には香りの強い珍しい薔薇が2種類咲いているが、紫の薔薇は即効性、黒の薔薇は遅効性の毒を持ち、どちらも命に関わる程の猛毒。唯一部屋に入れて貰えるのは種族的に毒に耐性があり、毒に対しての知識がある千種君だけ。それ以外の人はどれだけ仲が良くても絶対に立ち入らせる事はない。


誰に対しても優しく穏やかな愛薔薇だが、薔薇園を壊す様な事をしたり、毒薔薇の部屋に入ろうとした人に対しては、薔薇園を壊した相手には怒りの感情で、毒薔薇の部屋に入ろうとした相手には毒で死んでしまうかもしれない恐怖で背筋も凍る様な冷たく突き刺さるような視線を向けて棘付きの鞭で締め上げる。華奢な見た目で騙されてしまうが、一人で薔薇園を守る事を決めた時から鞭の腕を鍛え上げ、今は例え不審者に襲われても戦える位には強い。


うちの子関係
・綺羅露
 数少ない友人の1人。
同世代の女性という事もあり、よくお茶会を開いて仕事の話や世間の話をしている。
・千種
 数少ない友人の1人。
千種が薬として調合する薔薇を売っている。仕事の話をしたり、千種が薬草取りに行った時に見つけた珍しい花や植物を分けてもらったりしている。

うちよそ募集枠
・恋人◯(翡翠のお子さん限定)
・友達◯(誰でも◯)