燦穹(サク)
★エンブオー
性格:冷静でとても几帳面
名前由来:燦には火の光が煌びやかで美しいと言う意味があり、妹の烈華の「華」に近いイメージで、兄妹らしい名前だと思った為。
穹は髪色が空色な所と、烈華の事を空のように雄大な家族愛で包んでいる所から。
性格が冷たいイメージなので、スタイリッシュな響きにしたくて「サク」になった。
サンプル台詞
「僕は燦穹。今は妹の烈華と仲良く暮らしているよ。烈華はあまり笑わないから勘違いされやすいけど、とても優しい子だから、仲良くしてくれると嬉しいな。」
「僕にとって烈華は、たった1人の大切な家族なんだ。もう彼女には、悲しい思いをして欲しくない。だから、君が烈華を泣かせるような事をしたら、その時は僕はどんな理由があっても、君の敵になるからね。」
「いつかは烈華も素敵な人と結ばれて欲しいと思うけど、半端な相手なら僕が認めないよ。全身全霊、君の人生を賭けて烈華を幸せにする覚悟を持って、烈華を好きになってね?」
既にご存知の通り、烈華の兄。
幼い時から妹の烈華の事が可愛くて仕方がなくて、どこに行くにも烈華の手を握っていた。烈華もまた、優しくて頼りになる燦穹によく甘えていた。しかし両親を事故で亡くし、悪い親戚から強引に遺産を奪われた。
当時は燦穹もまだ学生だった事もあり、暫く施設で暮らしていた。元々頭の良かった為、特待生で学費を援助してもらっていたので、何とか学校は卒業出来た。卒業後、燦穹は施設を出て行かなくてはならないので、その時烈華と共に施設を出て一緒に暮らす事に。
当然お金がないので、お給料の高いバイトを転々として何とか生計を立てていた。烈華もそんな兄を見て、少しでも家庭を支える為に学校に行かずに内職などをしていた。両親が生きていた時よりも元気が無くなっているのに、自分に心配かけまいと笑う烈華が心配で、気晴らしに綺麗な花が咲いている公園や見晴らしのいい高台に連れて行った。久しぶりのお出かけではしゃぐ烈華を見て嬉しく思うも、高台に行った際に嬉しくて注力散漫になってしまった烈華が崖から落ちかけ、烈華を助ける代わりに自分が崖から落ちてしまう。その時に負った左脚の怪我により、松葉杖生活となってしまった。高額な治療費を払えば脚の完治も可能だったが、烈華にこれ以上の我慢や貧しい生活をさせたく無かった為、足を完治させずに退院。この一件により、烈華は二度と自分の不注意のせいで燦穹を危険な目に合わせない様に、子供らしい感情を抑えるようになった。そして嬉しい時程油断すると思い、笑わないように、常に気を緩めない様にと今の怒っている様な顔が定着してしまった。この事に燦穹は、烈華を助ける事が出来た事は良かったが、自分のせいで烈華が子供らしい一面を見せなくなった事に悲しく思い、より一層烈華に対して過保護になる。
足を怪我してからは今まで通りバイトを転々とする事も出来なくなったので、考えた結果日中はハンドメイド作家として作品を作り、夜はバーテンダーとして働くと言いう生活に落ち着いた。
ハンドメイド作家を選んだのは、手先が器用だったのでクラフトが得意だった事と、日中家にいれば烈華と一緒にいる時間が増える為。夜は烈華と早めの夕食を食べて、バーテンダーとして出勤。
足が悪いので基本椅子に座って客の相手をしたりお酒を作っているが、外見が良くて話をよく聴き、気も利くので燦穹目当てで来る客も少なくない。
今は仕事や金銭面で生活が大変ではあるが、烈華と2人で平和に暮らしているこの日常が幸せ。烈華を守る為なら、燦穹は自分の命だろうと即座に差し出す。しかし烈華にとっても1番大切なのはたった1人の兄である燦穹なので、燦穹が自分を助ける為に死ぬ事になったら、その時は自暴自棄になって守って貰ってばかりの弱い自分を心底恨み、自傷を繰り返した後に自死する。…が、このバッドエンドは魔法少女パロでの話。本編ではそんな事にはならない(予定)ので、ずっと仲睦まじい兄妹として暮らしていく。
裏側話
た「性格お題、今回冷静入ってるんだぁ〜。冷静も結構いるけど、立ち絵出来てるの橙琥だけじゃん。…そう言えばアニィ、君の性格冷静だよね?でもアニィは顔出ししないもんね〜。」
燦「いいよ、そろそろ表に出ようか。」
た「………マジで????え、本当に顔出ししちゃうの!?!?」
燦「何となくの僕のイメージば出来ているんだろ?それに、君が描こうと思ってくれたからね。今を逃したら次はいつになるか分からないし。」
た「鉄は熱いうちに何とやら!!頑張って描くぞぅ!!」
〜数時間後〜
た「………。」
燦「ねぇ、たみんちゃん。僕って確かハンドメイド作家って設定だったよね??この格好はどう見ても何処かの店員じゃないかな?」
た「すまねぇ…。性癖に任せて描いたら、気が付いたらシャツとベスト描いていたんだよ…。」
燦「僕の設定どうするんだい??」
た「………。」
通りすがりの烈華「アニィ、その服お酒をシャカシャカする人みたいでカッコいいぞ。」
た「………💡アニィ。」
燦「言わずとも分かるよ。今日から僕はバーテンダーとして働くね。」
た「(妹にカッコいいって言われてジョブ追加する所、流石アニィだよね。)」